活動内容

日本ウェブ協会は、ウェブ利用者の利便性向上のため「日本語のウェブの質を向上させよう」をスローガンに活動しています。私たちは内閣府認証の公益法人として、ウェブ利用者、ウェブ所有者、ウェブ制作者を受益者と捉え、次のような活動を行っています。

アックゼロヨン(アワード、シンポジウムの運営)

アックゼロヨンは、2004年にウェブアクセシビリティとクリエイティビティを考えるフォーラムとして活動を開始し、2007年の日本ウェブ協会の設立に伴い、活動を引き継ぎ現在に至っています。

2008年には「優れたコミュニケーションを実現するウェブサイトを表彰する」として『アックゼロヨン・アワード2007』を実施し、各部門金賞、銀賞、グランプリを選出しました本アワードには7省庁の後援と、内閣総理大臣賞を含む4つの大臣賞が制定されました。国や社会を巻き込んだ活動として、サイト制作者だけではなく、サイト所有者と共に、ウェブの質の向上に向けての指針に寄与しています。

また、同2008年にはアワードの審査経過や結果をエビデンスに、ウェブに携わる方々に向けて「ウェブを軸にしたコミュニケーションの成立」を検証し、共有する場として『アックゼロヨン・シンポジウム』を開催しました。

2009年の活動としては、これまでのアックゼロヨン活動を踏襲した内容で「第4回アックゼロヨン・アワード」を開催します。インターネットが誰もが使える情報インフラとしての基盤が整ってきたいま、今まで以上に新しいサイト利用者が増え、ウェブの使いやすさが求められています。アックゼロヨンはアワードの表彰や、シンポジウムでの議論を通して、利用者にとって使いやすいウェブサイトがこれからも世の中に増え続け、かつ安心して使い続けられていく社会となることを目的としています。

セミナー、勉強会

協会発足から「日本語のウェブの質の向上」を目的として、主にウェブ制作者に向けて技術的視点に着目し、数多くのイベント(セミナー、シンポジウム、勉強会など)を開催してきました。

2008年に開催したCMSWG主催による「CMS Conference 2008」では、共有すべき情報をウェブ制作者だけでなく、サイト所有者までに対象を広げました。今後の予定としては、さらに対象をサイト利用者までに広げた活動を行う予定です。

W2Cセミナー

特にウェブ制作者を対象に、ウェブ制作に必要な技術的な要素に着目し、アクセシビリティ、マークアップ、サーチマーケティング、RIAなどをテーマに、主に2007年に集中してセミナーを行ってきました。

W2C勉強会

ウェブの制作現場には、新しい技術や動向に対して敏感に対応していかなくてはならないという宿命があります。しかしながら、多忙を極める業務の中で制作者自身が積極的に情報を取り入れることや、戦力となりえる人材を輩出するための教育(社内教育)を実施することも厳しい現状にあります。

W2C勉強会では、ウェブに必要な情報や知識を、相互扶助的の観点から学び合うことを目的に、会員が講師を務めるシリーズとして合計7回の勉強会を実施しました。

今後は、段階的に講師や受講対象を会員以外に拡張し、より多くの方々に学んでいただける機会を創出する予定です。

セミナーDVD

セミナーや勉強会への参加は、時間と場所の制約が伴います。日本ウェブ協会では、こうした課題に対してセミナーや勉強会の様子を収録したDVDを作成し、会員に向けて貸出しを行っています。特に「CMS Conference 2008」では、同日2会場での開催でしたので、当日参加された方からも好評を得ました。

今後は、東京開催に集中しがちなセミナーや勉強会を、広域の方々にも参加できる施策としてDVD上映会の開催を予定しています。

主なワーキンググループ活動

日本語のウェブの質の向上のため、さまざまなテーマを掲げてワーキンググループ(以下WG)を設置し、研究・開発、普及・啓蒙活動を行っています。

WGは会員の自発的な活動の場として位置付けており、会員はWGを提案し活動を開始したり、希望のWGに参加することができます。
※ワーキングループへの参加は、会員種別によって参加人数が異なります。

アックゼロヨンWG

アワードやシンポジウムの企画、運営、実施はアックゼロヨンWGの活動の一環として行っています。特に2007年から2008年にかけて実施した「アックゼロヨン・アワード2007」に関しては、応募サイト運営、応募受付、審査、表彰など活動が多岐に渡るため、実行委員会という形で活動を行い、多くの会員が集い活動を行いました。
2009年もアワードを継続して実施、同じくシンポジウムも開催予定です。

CMSWG

CMS(コンテンツ・マネージメント・システム)の研究と普及啓蒙を目的として活動を行っています。さまざまな種類が存在するCMSを分析し、利用者の視点で導入の参考となる「CMS製品比較表」の作成・発表に向けて、2007年はセミナーを中心に活動を行い、2008年には400人を越える参加者を集め「CMS Conference 2008」を開催しました。
このカンファレンスは、CMSベンダーやコンサルタントが競合の立場を越えて実施した意義のあるイベントで、日本ウェブ協会という第三者機関であるからこそ実現できた内容です。

アクセシビリティWG

高齢者や障害者も含め、誰もがウェブを利用できることをめざすアクセシビリティの研究や普及についてのWGです。2009年からはウェブ利用者の視点に着目し、障害を持った方々の調査活動を軸に活動を行います。

Eメール・ウェブ適正利用推進協議会への参画

2008年12月1日、Eメール・ウェブ適正利用推進協議会(以下EWPC)の設立に参画しました。インターネットの安全安心な環境提供に向けて、自主的なガイドラインの制定や、業界を横断した啓発活動に参加してまいります。

Eメール・ウェブ適正利用推進協議会(インターネットプロバイダ協会)設立のお知らせ

コミュニケーション

会員に向けての情報発信として実施してきたメールマガジンも通算で100号以上の発行を行ってきました。また会員同士の情報交換の場として活用を行ってきた会員サイトは、wikiやブログなどを内包したSNS形式のコミュニティサイトです。今後はメールマガジンや会員サイトを、より広く一般にも活用していただけるよう準備を進めています。

また、ネットだけではなく実際に会って話をする場の提供として「W2Cサロン」をオープンしています。

W2Cサロンは、会員だけでなく誰もが自由に参加できる時間と場所です。

2009年の活動について:日本ウェブ協会理事長からのご挨拶